今月の8日に旧友達と呑んだ宵、山ちゃんから渡された物。
カバーは磨れて、黴臭い匂いがする単行本。
村上春樹のアンダーグラウンド。
地下鉄サリン事件の被害者にインタビューしたノンフィクション作品。

随分前に借りた本だけど、返すの忘れてたよ。

15年前に発行された初版本。
当時の価格は2,575円、現在は2,625円。
消費税3%と5%の違い。
秋の夜長に、久し振りに読み返してます。
が、呑んでから読むので、遅々として進まず。
作者は今年も(?)ノーベル文学賞は逃してしまいましたが、ネットで調べると、こんな記事が。
村上春樹が地下鉄サリン事件の被害者にインタビューしたノンフィクション作品『アンダーグラウンド』(1997年)を書いた本当の理由は、田中康夫氏によればノーベル文学賞対策だそうです。
ノーベル文学賞の受賞条件は、小説だけでなくノンフィクション作品も書いている事だからだそうです。
私はこの田中氏の意見は非常に鋭い指摘だと思うのですが、村上春樹ファンの人たちはどう思いますか?
村上ファンではない私の感想。
15年以上も前から、ノーベル文学賞を意識していたのですかね?
私は、そう思えませんが…
- 2012/10/25(木) 06:44:59|
- 徒し事
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こんばんは。
僕も村上春樹の「アンダーグランド」購入し、
読みました。
村上春樹の初期の作品が好きです。
ノーベル文学賞を意識しているかは定かではないですが、
「生」と「性」のはざかいを、どう認識してゆくか?
読者に訴えている気かすんです、読んでいるとたまにそう感じます。
- 2012/10/25(木) 21:54:21 |
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